パーティションをリサイクルする方法

オフィスパーティション

オフィス退去の匠の
【パーティションの解体・撤去・処分サービス】には、解体したパーティションを資源として
リサイクル再生します!と書いてありますが、
いったいどのように行っているのか、解説します。

パーティションを取り外す管轄は誰?

環境のためには、パーティションもリサイクルした方がよいだろうけど、
そもそも、原状回復工事で取り外すものじゃないの?

うちのオフィスの場合は、原状回復工事業者さんは、
ビル側で指定している業者さんにお願いしなくちゃいけなかったけどなぁ。

オフィスの間仕切りにあたりまえに使われているパーティション。

このパーティションは、オフィスを退去する時には、いったい誰が管轄して取り外す必要があるのでしょうか?

結論からいうと、
パーティションを取り外すのは、入居テナント企業の管轄になります。
ビル側ではありません。

入居前のオフィス

新しくオフィスを借りると、
最初は、間仕切りが一切無い「箱のような状態」です。

賃貸オフィスは、
入居する企業が各々自由にレイアウトができるように、
間仕切りなどが無い状態で貸し出すのが一般的です。

よって新しいオフィスビルに入居する際には、
入居する企業の責任において、パーティションを購入し、設置する必要があります。

(実際には内装工事業者さん経由でオフィスレイアウト作成とともに発注や設置工事をすることが一般的です。)

オフィスを退去する場合にも、入居テナント企業の責任で解体・撤去する必要があります。

原状回復工事業者がパーティションの取り外しや廃棄工事を行ってくれることもありますが、本来パーティションの取り外しや廃棄はテナントの責任なので、原状回復工事から分離して別業者に発注することができます。

パーティションは、
テナント側で設置して、テナント側が解体や撤去を行う責任があるんだね。

オフィスを退去する工事は全部、
原状回復工事と思っていたけれど間違いなんですね!

パーティションの解体撤去工事は、
他の業者さんでもいいんですね!

パーティションは移転先に持っていけないの?

でも、取り外せるなら、引越し先である
移転先のオフィスに持っていけばいいんじゃないかな?

パーティションを移転先に運んで再利用することは、いくつかの理由で難しく 廃棄処分されることが一般的です。

スケジュール

まず、スケジュール的に、取り外すタイミングが難しいことが上げられます。

新しいオフィスの入居工事は、
パーティションを設置した後に電気工事や電話工事を行います。

そのため、予めパーティションを新規オフィスに設置しなければなりません。

しかし、そうすると、引越し前の旧オフィスでは、
パーティションが無い状態で仕事をしなければならない期間が発生します。

また、移転先に運んだとしても、天井高等が新旧のオフィスで
合致する必要があります。

オフィスの天井高や梁の位置はそれぞれ異なるので、
タイミングよく空いている賃貸オフィス物件から
天井高が合致する物件を探すのは困難です。

パーティションを設置する職人さんを探すのは大変

さらには、設置してくれる業者さんを探す必要があります。

新品のパーティション設置工事は、パーティションメーカーに属した職人さんが作業してくれますが、
移設するパーティションの設置を行ってくれる職人さんを探すのは困難です。

パーティションを移転先に設置するのは難しいんだね。
実際には、買い替えになっちゃうのか。

でも、ただ捨てるのは、もったいない!
せめてリサイクルしてほしい!

パーティションの資源リサイクルはどうやるの?

オフィス退去の匠は、本職は産業廃棄物中間処理施設なので、リサイクル処理はお手のものです。

たくみ親方

パーティションのリサイクル処理は、オフィス退去の匠に、任せなさい!!

さて、それでは、パーティションのリサイクルをどうやってやるか簡単に説明します。

パーティションは、解体時に、ボード部分と柱部分に分けられます。

ボード部分は2枚の金属で挟まれており、
その中には防音性等を高めるために、
紙や石膏ボードが入っています。

これらを分解、分別することで、
再生工場へ搬出することが出来ます。

パーティション解体後の姿

オフィス退去の匠では、この分別までを、自社のスタッフ、自社のリサイクルセンターで行うことができるため、
廃棄処分費用を大幅カットして、パーティションの解体撤去工事+廃棄処分をすることができます。

それでは詳しい分別方法をパーティションの種類ごとにみていきましょう!

スチールパーティションのリサイクル

スチールパーティション
スチールパーティション

スチールパーティションの解体・撤去・処分費用

解体作業費1平米あたり1200円
(30平米未満は36000円)

廃棄処分費1スパン2000円

※ガラスパネルは廃棄処分費が1枚あたり3000円になります。
※ランマガラス、段積ガラスパネルの処分費は1枚あたり500円になります。

スチールパーティションとは、外側から柱が見えないタイプのパーティションです。

柱部分もボード表面もスチール製になります。

ボードの裏側には防音性や不燃性を高めるために、石膏ボードが貼り付けてあります。

オフィス退去の匠では、解体撤去工事後、自社(中間処理場 川崎リサイクルセンター)へ持ち帰り、
鉄部分と石膏ボードに分けて、金属再生工場、石膏ボードリサイクル向上へ運搬します。

スチールパーティションのリサイクル処理

スチールパーティションのリサイクル

  • 鉄    =新たな鉄製品にリサイクル(再生)されます
  • 石膏ボード=建材・土壌改良材や固化材等にリサイクル(再生)されます。

アルミパーティションのリサイクル

アルミパーティション
アルミパーティション

アルミパーティションの解体・撤去・処分費用

解体作業費1平米あたり1000円
(20平米未満は20000円)

廃棄処分費 再資源化にて0円

※ガラスパネルは廃棄処分費が1枚あたり3000円になります。
※ランマガラス、段積ガラスパネルの処分費は1枚あたり500円になります。

アルミパーティションとは外から柱が見えるタイプのパーティションになります。

アルミパーティションの柱部分はアルミですが、ボード表面はスチール(鉄製)になります。

ボードの中心には、
段ボールのようなハニカム構造の紙が挟まっています。

オフィス退去の匠では、
解体撤去工事後、自社の中間処理場(川崎リサイクルセンター)へ
持ち帰り、
柱部分のアルミ、ボード表面のスチール、芯材の紙に分けて、
金属再生工場、再生紙向上へ運搬します。

スチールパーティションのリサイクル

  • アルミ・鉄 =新たな金属製品にリサイクル(再生)されます
  • 紙    =トイレットペーパーなどにリサイクル(再生)されます

オフィスのパーティションは、
解体や分別するとすべての素材がリサイクルできるんですね!

引越しに持っていけないなら、
ちゃんと資源リサイクルしてくれるところにお願いしたいね!

よくわかるパーティションのリサイクル処理手順

パーティションのリサイクル処理の手順です。

今回は、「アルミパーティション」のレシピを公開しますね!

え、唐突にどうしたの?こわいこわい・・

材料は、たった3つだけ!

  • アルミパーティション
  • ドライバー
  • 作業靴


パーティションの
柱部分はネジ止めしてあるので、
ドライバーでネジを外して
柱を外します

柱はアルミになります

アルミパーティションのリサイクル
ネジを外せば
アルミパーティションのリサイクル
柱とボードに分解できた!


ボード表面の鉄板を剥きます

糊で接着してありますが、
角を持って引き剥がす要領で
外します

角を持ち上げて
剥がします 気持ちいいです


ボードの間に段ボールのような紙が挟まっています

足で蹴るようにして剥がすと
スムーズです

(運動靴だとつま先が痛いので、
 作業靴を履いておきましょう)

つま先で押しつぶしていき、
蹴り上げるべし!


剥がした鉄板部分は折り曲げて
小さく畳んでおきましょう

手で折りたたんで
最後は足で踏みつぶすとスムーズです

⑤ 後は、アルミはリサイクル金属工場へ、紙は再生紙工場へ持ち込んで終了です。

簡単でしたね!
是非みんなも試してみてね!

・・・・・。

ユンボをお持ちでしたら、
ユンボで作業をすると便利で速いですよ!

ローパーティションを、ユンボでリサイクル分別

ローパーティションを解体する匠のユンボ技

・・・。

自分ではリサイクル処理しないかな、と思う人は、
オフィス退去の匠へ

オフィス退去時のパーティションの解体・撤去・リサイクル処分は、是非オフィス退去の匠へお任せください!

オフィス退去時は、オフィス家具のハイブリッド回収(買取・リサイクル・廃棄処分)とセットで
ご依頼頂くとお得です!

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